北野洋一と観音寺市政を考える会
観音寺市では、氷河期世代に特化した採用を行っていません。自分と同世代であり、就職等に苦戦してきた氷河期世代に特化した採用活動・仕事の発注を行うことで、同世代の苦境に手を差し伸べたいと考えています。 これは単に氷河期世代への同情から行うものではありません。年齢別人口層から見ても、大きなボリュームゾーンの一つである氷河期世代に対し、十分な給与と職業を提供することで購買活動の活性化につながります。 長期的に見れば、そういった氷河期世代へのサポートを手厚く行うことで、観音寺市への移住者獲得にもつながることとなるでしょう。 施策としては、一例として、他の市町村にて実施実績のある、氷河期世代に特化した公務員採用が挙げられます。年齢制限のもと、公務員という比較的安定した職業への斡旋を行うことで、生活基盤の安定と地元での購買活動が促進されるでしょう。 さらに、地元企業と協働し、氷河期世代を採用した企業には補助金を出すといった施策も考えられるでしょう。観音寺市では現在、工場誘致などを行っている最中であり、それらの企業に対して要請を行うことで、よりスムーズに氷河期世代の採用を推し進めることができると考えています。 こういった取り組みを広く行い、観音寺市を氷河期世代に優しい街であると位置づけ、他県からの移住促進策とあわせてつなげていくことで、市の人口問題対策の一助にもなるでしょう。