北野洋一と観音寺市政を考える会
観音寺市は他市に比べ、教育に関わるIT投資が少なく、またその実行についても疑問符が付く点があります。例えば、ギガスクール構想でタブレット端末の配布が行われているにも関わらず、そのタブレット上で児童・生徒が行った作業データの回収ができず、教師が進捗を確認するためには、後ろからのぞき込んだり、もしくはタブレットを紙のノート等と同様に回収してチェックする必要があると聞いています。 そういった不合理な部分の解消を行い、スムーズな教育を行えるようにするとともに、デルタ株が猛威を振るう現在のコロナ禍の状況を鑑み、リモート教育を可能とするための施策に予算を投下したいと考えています。 さらに学校での働き方に効率化をもたらすよう、様々な手を打つことでブラック労働と呼ばれ、問題視されている教育現場の待遇を改善し、先生方のQoLの向上をはかります。 教育現場の最前線で奮闘しておられる先生方の生活環境(QoL・Quality of Life) を改善することは、より質の良い生徒への教育につながります。膨大な業務に追われ、余裕をなくしたギリギリの状態で行われる授業と、ある程度余裕を持った環境で行われる授業とでは、おのずとその質は異なってくるでしょう。 具体的には、私自身のIT業界での経験を活かし、教育機関へのIT機器・サービスの導入等について低予算で迅速に導入していきたいと考えています。それにより、物理的な先生方の労務減少を目指すとともに、生徒の皆さんへのリモート教育環境向上など、様々なメリットが見込めます。 あわせて、校長先生や教頭先生といった管理職にある方々に対して、マネジメント教育を実施いたします。管理職にある先生は、多大な成果を上げてこられた方々であるとは思いますが、『名プレイヤーは必ずしも名コーチではない』という言葉があるように、マネジメントという観点から見ると、必ずしも先生方の労務管理を得意としている方ばかりではないでしょう。 教育環境ではあまり行われていなかった、効率化とマネジメントを推し進めることで、先生方の生活環境の向上ならびに、生徒の学習環境の改善にもつながるものと考えます。