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底辺の異常な熱情 ~ または私は如何にして心配するのを止めて政治を志すようになったか

タイトルは こちらの作品 のオマージュですw 実際のところ、未だに心配だらけなのでタイトル詐欺と言われそうですねw

さて、タイトルの話に戻りますと、私が政治を志す決定打となったのは『ゲーム条例』制定までの不透明な流れです。(こちらの Youtube動画 でも1分20秒ごろから軽く述べております)

詳しい条例制定までの流れや問題点等は、KSBさんが制作した『報・動・力「検証 ゲーム条例」』が詳しいため、そちらを確認していただければと思いますが、正直、この一連の流れで感じたのは「怒りと無力感」でした。


実際のところ、県議会の中ではいろいろな事情があったのだと思いますが、一県民として外から見ていると、政治のパワーゲームの中で民意をないがしろにし、条例制定という結論ありきで進めていたようにしか見えなかったのです。

私自身も反対のパブリックコメントを送り、この条例が制定されないように働きかけていたつもりでした。しかし、結論ありきの条例制定を止めることはできず、賛成多数で成立の運びとなります。

その時、怒りはもちろんのこと無力感にも苛まれました。どんなに声を上げても、彼らは外からの声を無視して、議会の多数決だけで物事を決めることができる。そういう気持ちでいるのではないかと、この県の、ひいては日本の政治というものに絶望したのです。


しかし、条例制定後しばらく経ち、わたるさんや有志の方々が訴訟によって問題点をあきらかにしようと努力されている姿を見て、彼よりはるかに年上の自分が、このまま腐っているだけでいいのか、自分にも何かできることがあるのではないか、と考え始めました。

そしてようやく、「外からの声で政治が変わらないのであれば、中から変えるしかない」、「それを託せる人がいないのであれば、自分がやるしかない」と考え、遅まきながら活動を始めた次第となります。


政治を志すと決めた後は、視点が変わったからなのか、観音寺市のいろいろな問題が目に付くようになりました。自分は『ゲーム条例』のみに囚われていたけれど、それだけではなく、解決すべき課題や問題が地元・観音寺市にたくさんある、と気づかされたのです。

そこでまず、私の愛読書である『エクセル・サーガ』の金言「世界征服のためには市街征服から」という言葉に従い、地元である観音寺市を良くしなければ、香川県、ひいては日本全体を良くすることなどできない、と思い至ったのです。(この段は冗談ですよ、念のためw)

そういった冗談はさておき、私自身42年間ずっと観音寺市に住み続けていますし、大変愛着があるこの街を、より住みよい場所にしたいと真剣に考えています。観音寺市を良くするアイデアなどございましたら、ぜひ皆様の声をお聞かせください。


(余談)
「世界征服のためには~」というくだりで、じゃあ観音寺市を良くしたら観音寺市の問題からは手を引くのか、と思われてしまうかもしれませんが、もちろんそんな気持ちはありません。観音寺市の問題・課題を解決し続けることで、それが周りにも拡がれば、結果的に県・日本全体にそれが伝播し、全体が良くなっていくだろうというイメージです。いわゆる、「バタフライ・エフェクト」のいい循環効果ですね。