北野洋一と観音寺市政を考える会
私自身が、性的マイノリティの一つと規定されているアセクシャル(エイセクシュアル・Asexuality) を自認しています。このマイノリティは比較的知られていないものではありますが、疎外感や生きづらさは、おそらく他のマイノリティの方々と同様に感じています。 そういった立場であるからこそ、同様な感情を抱いている、多くのマイノリティの方の声を、市政に伝えることができるのではないかと考えています。 観音寺市の性的マイノリティに対する取り組みは、様々な認知活動や『じんけんしゃべり場』という、いわゆるグループミーティング等が行われていますが、そういった現場レベルの取り組みだけではなく、市政の側から、より踏み込んだサポートが必要なのではないかとの思いを深くしています。 それは例えば、三豊市や他の市町村でも制定されはじめた、パートナーシップ制度に代表される条例制定かもしれませんし、より幅広い認知活動や広報・教育活動かもしれません。 私自身が求める、市政からのサポートのあり方はある程度見えてきているのですが、しかしそれは、他の性的マイノリティの方々が求める姿とは異なっているでしょう。 ひとことで『性的マイノリティ』・『LGBT』と表現されていても、その当事者が抱える課題や望む未来は人それぞれです。必ずしも私の考える取り組みが、全員の理想といえないこともあると思います。 そういった中でも、それぞれのマイノリティを抱える皆さんの意見を伺い、ひとりひとりが理想と思える未来に近づけるよう、サポートを行っていきたいと考えています。